4mm厚の桧材を図面から割り出した曲線に削り、ピンに当てて船体と密着するように仕上げます。
キールの接着面が決まりました。
ペーパーモデルを拡大して船体に当ててみました。完成するとこんな感じになります。
ペパーモデルはこれからの構造物の製作に重宝しそうです。一緒に写っているのは我家の愛猫の「まに」です。

ビルジキールの位置に入れた縦材に沿って1mmの穴を開けていきます

■ 製作その1 ■ 製作その2
■ 製作その3  ■ 製作その4
■ 製作その5    完成

外側から針金のピンを差し込みます。

シャフトブラケットは真鍮板とパイプで製作します
切り出したパーツを治具に固定して半田付けします。
ブラケットの位置決めをします。
プロペラシャフトとモーター軸を出来るかぎり直線にしたいので、外径5mm、内径3mmのアルミ管の内径を3.2mmに広げてダミー・シャフトを作ります。
ダミー・シャフトをモーターに取付けました。
コミュレーズモーターを使う予定ですが、マリンモーターは軸が長く直線が出しやいので、治具として使っています。

船に乗せて位置合せをします。

ブラケットの位置が決まったところで、モーターマウントを固定します。
こんな感じで、なかなかいい雰囲気です
船体を貫通する部分は1mm厚のアルミ管で、接着後仕上げてエディプレートにします。
製作その4
製作その5
シャフトの下にあるのはブラケットに使用する軸受けです。
旧日本海軍の艦船の軸受けにも使っていた南洋材のリグナムバイタで作ってみました。
効果は?ですが、洒落ということで・・・・
スタンチューブのモーター側のグリスカップと、
リグナムバイタの軸受けを仕込んだブラケットです。
完成したスタンチューブのモーター側です。
モーター側にはボールベアリングを使用します。
駆動系を仮組みした船内です。
モーターとプロペラシャフトは完璧に一直線です。
スクリュー回りです。
さて、前半戦の山場、ビルジキールの取付けです。
先に開けた穴に先を曲げた針金を通しキールを密着させます。
キールを傷つけないよう保護紙をあてます。
接着剤は遅硬化のエポキシを使用しました。
こんな感じで抑えます。
FRPにイモ付けなので作業中にぶつかったりして剥れないか不安です。
念のため両面からマットを一層貼っておきます