第12回瀬戸大橋模型船大会に参加した作品の一部を詳細に紹介


臼井晃氏の作品
船名 きんいん1号

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     船名 きんいん1号 のスペック

 ■縮尺              1/24
 ■全長 〔実船〕27.6m    1,150mm
 ■全巾 〔実船〕8.0m     334mm 
 ■全高              480mm

 ■深さ 〔実船〕2.6m     船首40mm 船尾120mm  
  ■全備乾燥重量          7.5kg

 ■主機   ブラシレスモーター NTM Prop Drive Series 3548 900kv(850w)2機(空冷式) 
 ■主機制御 ホビーキング HK60A (60A)2機 左右独立・連動切換え式

 ■正電圧可変安定化ユニット    1機3.2V
 ■旅客タラップ起動機       3RACING社 CR01-27D 2機
 ■無線機 送信機         FS-TH9X TURNIGY 9X 8ch 2.4GHz 
      受信機         8ch 2.4GHz 
 ■使用電池 主機用        11.1V 3セル 30−40C 4,000mAhリポバッテリー 2個 
       受信機補助      スパーキャパシター 4700μF 4個
 ■電飾     総LED 12V       船外 拡散型高輝度タイプ 29ヶ所 
 ■船内 高輝度LED 60個
 ■レーダー            モーター 3RACING社 CR01-27D
 船体使用材料  船体      FRP単板モノコック構造

         デッキ     スチロール樹脂プラ板
         ブリッチ    スチロール樹脂プラ板・FRP
         マスト構造物  真鍮、スチロール樹脂プラ板、ABS樹脂
         その他艤装品  真鍮、スチロール樹脂プラ板、アルミ、ステンレス、等
 ■建造工期            約4カ月


■福岡市営渡船 きんいん1は、平成7年12月に進水した、総トン数 120トン 全長 27.60メートルの ディーゼル
機関 出力 1,470キロワット2機2軸2舵の軽合金製双胴型の旅客船で、最大搭載人員を167人とし、航海船橋甲板に
操舵室、上甲板に客室、及び上甲板下の左右両舷胴体に機関室が配置され、両機関室には、それぞれGM16V−92TADD
EC型と呼称するディーゼル機関の主機、軸系に湿式多板油圧クラッチを内蔵した逆転減速機並びに、原動機駆動発電機及
び配電盤等が装備されている。

■博多湾内の博多港ベイサイドプレスから、海ノ中道海浜公園の西戸崎を経由し、国宝の漢委奴国王印である金印(船名の由来
が出土した志賀島までの航路に従事する。同型2隻と別型1隻で運行中。

本船のフルスクラッチ製作では、実際の旅客乗船し、取材を行った。
製作資料は、取材画像だけであり、図面等は、一切有りません。
船体並びに船体付艤装品は、休暇中に行い、艤装品目は、海上勤務時に製作した。
海水航行も可能にする、理由から、あえて動力部分の水冷化は、行っていない。
走行性能を、実船に近づけるため、離着岸時の超信地旋回が出来る様に、左右独立制御と、連続航行時に左右連動式が切換え
出来る様に、メカ組して有ります。

製作には、2次元以上の動作工作機械は一切使用せず、殆どが、手仕上げでの建造です

■建造記録ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/takumi_aft/folder/501412.html


■実船では1号と2号の2隻が、現在も運行
中で、今回の模型化では、1号を製作しま
した。
実にスタイリッシュな、デザインです

デッキ上の艤装品は、乗船勤務中の
貨物船の上で、洋上製作しました。
すべてが、実船を取材した時の画像での、
判断で各品目のサイズを割り出して
います。

双胴船旅客船の為、船幅が広いです。

船首作業デッキですが、この部位は、
一般旅客は立ち入れないので、艤装装
備品の位置関係が最も難しい場所でした。
外観の、あらゆる方向の画像と、
船乗りの勘で、位置を割り出しし、
設置しました。使用材料は、スチロール
樹脂板(プラ板)で、製作しています。

■ブリッチと、展望デッキの天井は、
各部位のRを、成形する事と、脱着時の
強度を、考慮してFRPで型抜き成型しま
した。レーダースキャナーの回転部分は、
起動シャフトが露出しない様に、マスト
中空部内を通し、ギヤーを2個使用し、
軸芯を変えて製作し、マストトップは、
可搬性を考え、電飾配線自動接続の脱着
式と、しました

メンテナンスハッチ開口部ですが、
客室部から、ブリッチ後部までを開口
とし、メンテナンス性を向上してあり
ます。船内開口部前部に見える、部分は
建造着手時に、舟魂様を、生娘の髪の
毛を奉納し、お祀りして、造船活動の
安全と、就航後の御安航をお祈りする
もので、実際の船にも、行う儀式です。

メカ部位は、海水使用を、前提に、これまでの建造実績でのメンテナンスの簡易化の為、水冷化を止め空冷化としました。 
また、モーター作動音を軽減する為、完全フローティングマウント方式で設置してあります。 更に、実船同様の操船性能を
出す為に、離着岸時に左右独立制御にて、超信地旋回が出来る様に、設計し、高速走行時は、左右同調で2舵での走行も可能です
その他、旅客乗降りのタラップも、実船同様の動きが出来る様に、工夫し遠隔操作出来ます。 

デッキ上の送風機は、実船同様、吸気
排気が可能な様に設計してありますので、
走行シーンに合わせて、変更が出来ます。
各構造物は、主にプラ板を使用し、
製作しました。 各デッキ、キャンバー
も付いています。

■プロペラは、実船同様の、5ブレー
ドハイスキュードプロペラで、回転
方向もカウンターローテーションを
採用しています。 プロペラダイヤ
50mmを採用しています。

2階展望デッキ部分の客席ですが、
ディテールを考え実物と同じく42脚
を作り接合しています。 作るのが面倒
な部分でしたが、本物っぽさは十分出て
います。 素材はプラ板ですが、接着
方法が違います。  メインの送風機も、
リバーシブル出来る様に、設計しています
ので吸排気が可能です。


臼井晃氏作品
オーバークラフト「ドリーム ルビー」

■臼井氏のプログからパクリ

 ■縮尺              1/20
 ■全長 〔実船〕23.10m   1,155mm
 ■全巾 〔実船〕11.00m   550mm 
 ■全高 〔実船〕6.50m    325mm
 ■深さ 〔実船〕0.80m    45mm  
 ■全備乾燥重量          8.5kg
 ■浮上機             65mmダクテッドファン・ブラシレスモーターEDF‐64‐300L2機
 ■浮上機制御           mystery 80A 2機 
 ■推進機             ホビーキング 6500kv 5.5T 48,000rpm
 ■主機制御            ホビーキング センサーブラシレス式
 ■無線機 送信機         Futaba 7C 7ch 2.4GHz 
      受信機         7ch 2.4GHz
     舵角補助         1軸ジャイロ 1個 
 ■使用電池 浮上用        11.1V 3セル 20−30C 5,000mAhリポバッテリー 2個 
     推進用          7.4V 2セル 20−30C 5,000mAhリポバッテリー 2個
     受信機補助        スパーキャパシター 4700μF 6個
 ■電飾     総LED 12V       船外 高輝度タイプ 6ヶ所 
 ■船内 高輝度LED 10個
 ■レーダー            モーター 3RACING社 CR01-27D
 ■船体使用材料 船体       FRP単板モノコック構造

         天井(アクセスハッチ)   スチロール樹脂プラ板
         推進器ノズル   植木鉢3個接合(ポリエステル樹脂)マスト構造物  
         スチロール樹脂プラ板

         その他艤装品   真鍮、スチロール樹脂プラ板、アルミ、ステンレス、等
 ■塗装              ウレタン塗装
 ■建造工期            約4カ月 

ホーバークラフトは、浮上ファンからの空気を船体の底面から吹き出し、その風圧によって船体を浮上させて航走する
水陸両用の高速艇である。

大分ホーバーフェリーは、かつて大分県大分市及び別府市国棟市にある大分空港との間で、定期航路を運航していた。
38年間にわたるホ−バークラフトの運航は、2009年10月31日をもって終了した。

この、モデル「ドリーム ルビー」は、三井造船製の MV−PP10型で、旧ドリーム3号として、1995年(平成7年)
10月に就航した。

本船のフルスクラッチ製作では、建造資料がなかったので、インターネット上の画像を閲覧して行った。
製作資料は、インターネット上の画像だけであり、図面等は、一切有りません。
製作には、2次元以上の動作工作機械は一切使用せず、殆どが、手仕上げでの建造です

建造記録ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/takumi_aft/folder/221510.html 

実船では同型の4隻が、就航していま
したが、今回の模型化では、3号にあた
るドリーム ルビーを製作しました。
模型製作当時は実物を見た事が無く、
製作資料は、インターネット上の数十枚
の画像を頼りに製作しました。

実船に搭載されている、推進器のプロ
ペラダクトの製作ですが、ホームセンタ
ー等の雑貨を探しまわり、実物のダクト
の厚みを出す為に、ポリ製の植木鉢3個
を各部位で、切断・接着して使用し、
製作しました。 ダクト船首、内側の
ッジ部分は、洋蘭用の植木鉢のツバが
、広い部分を使用しています。

船体艤装品も、ネット上の画像だけで、
判断し製作しました。後に実物を、
拝見する事が出来ましたが、一部、
欠品艤装品も有りましたが、
ディテールは、良好な仕上がりに成り
ました。

■メカハッチ内部は、実船と構造レイ
アウトが違うため、画像右側のダクト
が、浮上用の送風ダクトに、成って
います。

メカ部分は舵制御系統に、ジャイロを
搭載し、宙に浮き、方向維持が難しい
操船の補助を行っています。 また、
浮上用の風圧をバタフライ式開閉部に
よって、サイドスラスターの機能も、
ラジコンホーバーでは初めて、装備
しました。

船体重量の軽量化の為、マスト部分は、
プラ板で製作しました。ホーバークラフ
ト特有の航海燈火があり、実船同様、
黄色の点滅燈火も再現してあります。
レーダースキャナーは、アンリツ製
の高速型を、再現してあります。

推進力を確保するのに、3度のモーター換装を行い、現在はセンサー付きブラシレスモーターに変更し48,000rpmで
3葉プロペラを起動します。 実船の外観上のディテールを損なわない様に、作り上げました。 
舵機部分も、忠実に再現してあります。


鷲見暁氏の作品

<スペック>
昔のタグボートをイメージしたオリジナル
■全長90cm ■全幅23cm
■ブラシレスモータ減速比6:1 ■送信機フタバT6J(2.4GHz)
■バッテリー:リポバッテリー 6セルを2本並列接続
14 船橋内には船長が すっきりまとまっている甲板の
艤装部品。
ハル内部メカ、エンジンサウンド
発生装置もある
オリジナルの発煙装置を装備。
ハル開口部に見える真ちゅう板は、
船橋内に装備したスピーカー
航海灯へ電気を送るためのもの
、スピーカは普通のものではなく
オーディオスピーカ
に使用される「ウーファー」を使用。
一味違う現実味を帯びたエンジン
音を発生させる。
ブラシレスモーターを使用している
ので、プロペラへはベルト駆動とし
て減速比6対1にしている。

田並芳孝氏の作品

スペック
10 11 12
13 14 15
田並芳孝氏の作品
スペック
19 20 21
参加艇 NO1 参加艇 NO2 参加艇 NO3
瀬戸大橋模型船大会  モデルシップ交流会1