ロッテルダンの木製ハルからFRPのハルを製作した
このハルは25年以上前、不二美術模型が木製キットで販売したものです
ロッテルダンの木製ハルから15mmハルを高く製作することにした。
新型V型首振りエンジンを搭載させるため喫水が上がる事を予想し1mmの航空ベニアて高くすることにした。
ポリパテで全体的にパテ処理した。メス型を作るためこの上に業務用のワックスを布で塗る、またその上に液体離形剤を万遍に
塗布する。良く乾燥させる事。
離形剤の上にハルを量産する為強度の高いポリエステル樹脂を塗る。
完全に乾燥するまでこの状態で待つ(半日)
乾燥後特殊材を混ぜたポリエステル樹脂を塗る、R部分とか凸凹が多い部分は特に注意して塗る。
全体に塗ったところ
その上に厚手のグラスを万遍に・・・R部分などは手でちぎって塗る。
貼り終わるとローラーで気泡が出来ないように押さえつけて塗る。
これが一回目貼り終わったところ。
乾燥させる
乾燥した上に再度ポリエステル樹脂を塗る
又同じく厚手のグラスを貼る、R部分はグラスを手でちぎりながら厚さを揃えて張り合わせ、この上に又ポリエステル樹脂を塗る。
同じ事を3回繰り返し3層とした
この状態で一晩乾燥させる
次の日固まったグラスの上を60#のFRP用の紙ヤスリで表面を削りそろえる。
型材が狂わない様に補強することと作業上すわりを良くするため下駄を履かせ仮止めをする
木部と一緒にグラスで塗り固める。

製作その2