20年の歳月を掛けて見事完成させた
SAITO ネプチューンの進水式に立ち会った
ネプチューン

本日2012年1月8日は自宅外気温1度でしたので石神井公園のボート池は昨夜水面が穏かだったため、もしかして結氷・・・
かもと思いつつ出かけるも的中・・・今年初めてのスケール船の砕氷シーンが撮れるかも と、なかなかそうも行かず。
本日は「特別の日」と言うのも彼が中学時代父親に何かの記念に、このにSAITOのポーラースターのキットを購入して頂いた。
エンジンは大泉学園のオズの自転車売り場でアルバイトをして貯めたお金でエンジンを購入、車の免許が取得出切る歳に
なれば製作したいと言っていた(一時ラジコンから遠ざかった時期もあった?)ものの数年前から製作に着手、漸くここに来て
キット購入から約20年ぶりの長ーい完成の運びとなった。本日は進水式に相応しい最高の好天気に恵まれた中行われた。
中学時代から我々の仲間とラジコンボートを楽しんでいた高辻会員の完成したポーラースターの作品紹介です。

進水式に相応しい好天気でした、冬の蒸気船の白煙が何ともいえません。
@ポーラースターの出航の準備完了 A今後の安全航行の願いこめて金粉入りの
清酒で船を清めて出航・・・
残りの清め酒は電車で来た方にご馳走した
Bいざ着水?進水式
腰を痛めないように・・・
Cサイドスラスターで方向を定めて
いざ出航
D皆さん拍手・・・ E石神井公園のボート池もベタ凪ぎ状態
寒い事もあってボートも少なく絶好の進水式
Fどうですこの雄姿・・・久し振りのポーラースターの航行です長年の夢の実現
本人予想以上の走航で満足した様子でした。
Gこの日は薄氷が張っており捕鯨船に
ふさわしいシュチュエーション
H喫水線とオモリのバランスはバッチリ
 リヤがまだ若干軽いかも?
Iこの引き波と白煙の後ろ姿こそ
スチーム船の醍醐味!!
スペック
■全長 1300mm         ■重量 約 10Kg
■全幅  200mm         ■RC装置  6CH レギュレーター・ラダー・前後進・サイドスラスター・放水銃(捕鯨砲)他
■全高  500mm         ■動力    SAITO製作所スチームエンジンT3DR・ ボイラーB3
■船体  FRP           ■その他

J艦首から 喫水線マークはオリジナル
デカールを作成
K捕鯨砲回り 捕鯨砲先端から水が出ます L船主甲板 ほぼキットそのままの作りです
M煙突回り ここもキットそのまま キャビン
の側面窓は換気を考えキットから追加
しています。
Nキャビンの下地 キットのベニヤには
下処理としてウレタンクリアをひと吹きして
あります。
O船体内はアルコールや油を使うので
ウレタン塗料にてコーティング
P艦尾回り 手すりを曲げてハンダ付けする
のがちょいと大変だった・・・
Q意外と手間がかかった救命ボート 
エポキシ樹脂2プライで積層 キットの
ABSから作り直し
R救命ボート完成 カバーは100均一の
バッグを裁断
S船首から 船首のプーリーはキットの
位置とは違っています 分かるかな?
ラダー回り スクリューはキットのまま 
ラダーは水流取り込みのパイプを組み
込んだオリジナル
エンジンとスクリューシャフト キットでは
ジョイント部を曲げる指示でしたが会長の
アドバイスにより直線に作り直し
配管作成中・・・ 排出される蒸気は一旦
ドレンタンクに溜まり煙突から蒸気を排出
エンジンマウント アルミ材より切り出し
4mmボルト止め 船体へはGM-8300で接着
船底にはオモリを出来るだけ積めて
あります。これにより低重心化となり
バツグンの安定感を確保!!
船首のメンテナンスハッチからスラスター
のモーターがメンテ出来ます。
サイドスラスターは市販品を購入しました
が納得が行かずアクリルパイプより自作
船首まわり サイドスラスターは接着後
FRPとガラスクロスにて補強
放水ポンプ グローエンジン用の燃料
ポンプよりギヤポンプを流用 180モーター
を5:1にギヤダウンしギヤBOXを自作
甲板張り SAITOの指示通りカドを
カットして甲板を張ると立体感がでで
GOOD!!
バーナー回り バーナーとハッチには
高さの余裕が無かったため安全弁出口
の向きを変えています。

製作の詳細は高辻会員のプログを

この満足そうな笑顔

流氷?の側を航行中の一枚