シュナイダープロペラの仕組み

下記9枚の画像は コントロールロッド下端がローター中心の真上にずれた位置に固定されている場合のローター1回転に
ついての図です。
コントロールロッド下端をここに固定している限りは、毎回点、ブレードがこの動きをします。
これはロッド下端と進行方向を示す図の上段右から2つ目になりますからシュナイダープロペラ中心(上が船の前方として)
から左方に推力が発生し、船はシュナイダーが尾端にあれば船首を左に回頭することになります。
シュナイダープロペラが船首側に1基、船尾側に1基装備されており、その2基が同じ動きをすれば、船は船首を回頭する
ことなく、右方向にカニの横歩きとなります。
シュナイダープロペラが船の長手方向まんなかにあり、船体抵抗が長手方向に均等であれば船は右に(船首を回頭する
ことなく)移動します。
下記9枚の画像の下にある図に示したロッド下端と推力と進行方向は あくまでシュナイダープロペラの回転中心に対しての
ものです

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シュナイダープロペラを制御するコントロールロッドの上端位置と、そのときの
   船の推進方向を示したもの
   この資料がないと、どこに位置させたらどう船が動くのかが分からないので
   実際に操作して確かめて作ったもの

製作に伴う図面を作成した
つづく